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心を映す鏡を判別する。

万年筆は、明治の頃には「針先泉筆」の名で売り出された。これは、泉のようにインクが湧き出る「fountain pen」に由来し、「半永久=万年」を意味する。その名の通り一生使える筆記具として愛用者は多いが、近頃は万年筆で手書きの趣を便箋にしたためる傾向があまり見られなくなったと感じる人も多いだろう。字は心を映す鏡と言われるほど、人の本質に迫る表現手段。字に自信がないから…と言ってキーボードに頼り過ぎるのはいかがなものか。

しかし、世の中には立派に手書きが生きている環境がある。例えば、注文書や帳票類を手書きで作り、ファックスで送信しているケースだ。このような業態では、膨大な量の手書き伝票をOCR(Optical Character Reader)で読み取り、電子データに変換して業務の効率化に結び付けている。少し前までは、日本語特有の漢字、ひらがな、カタカナの混在文書を判別することが難しかったが、技術の高度化により判別の精度が格段に向上した。

また、手書き文字の識別といえば、最も身近なのが郵便番号の読み取りだ。機械で7桁の郵便番号を読み取るため、手書き数字の認識技術が飛躍的に進化した。これには、ボールペン、万年筆、毛筆などで書かれた様々な字形や書き癖を、約20,000通の年賀葉書から収集したという背景がある。手書きの趣と手書き文字をデータ化する技術が共存し、これからも良い関係が続いてほしいと思う。

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